
神奈川県を中心に解体工事、内装解体、足場施工を専門的に行っているACTRISE株式会社様。品質、安全性、環境への配慮を重視したサービスを提供しており個別のニーズに応じた提案を行うことができる若い職人の多い企業です。
今回は、ACTRISE株式会社の代表取締役國尾様、事務をご担当している露木様にお話をお伺いいたしました。
【企業概要】
ACTRISE株式会社
事業内容: 解体業、内装工事、足場工事
排出事業場数:61現場(2025年1月現在(本運用後約半年))
管理責任者:1名 事業場管理者:21名 マニフェスト登録担当者:1名
・紙マニフェストの保管場所の問題
・返却管理の煩雑さと紛失リスク
・事務作業負担の大きさの問題
・法令違反のリスク
・電マニ先生を導入し、マニフェストの保管場所不足を解消させる
・情報を電子化することで伝票の紛失など管理リスクの解消
・一元管理をすることで、事務作業の簡略化及び効率化を行う
・事務作業及び廃棄物管理の簡略化と効率化が可能になった
・コンプライアンスを遵守し、お客様の信頼を得ることができた
・100%電子マニフェスト化が実現した
廃棄物マニフェストを紙で管理をすることに不便さを感じていた

― 電子マニフェスト先生を導入する前の状況や課題点があれば教えていただけますか?
國尾様:
毎月200件以上のマニフェストを扱っており、紙マニフェストが大量に発生。そのため、保管場所が不足し、保管作業が煩雑でした。
200枚だと6枚綴りなので、1200枚、そのうちA票、B,D,E票の4枚のマニフェストがバラバラの期間で戻ってくるので、 番号ごとにしっかりと保管するのがとても大変でした。
しかも、その伝票がとても大切な物だという認識はあったのですが、どうしてもほかの作業が優先されてしまい、後回しになっている状況でした。
自社で運搬することもあるのですが、協力会社にお願いする場合などは、運搬用のマニフェストがなかなか返却されずにいることも多く、いざ突合せをして整理をするとなったときに状況を把握するだけでもとても大変でした。
― 保管場所の問題も含め、大変でしたね
露木様:
私も時間があるときに返却されたマニフェストの整理等していましたが、かなり負担でしたね…。
國尾様:
そうですね。大型クリアボックスもどんどんいっぱいになってきて…。返却されたマニフェストを5年間保管することは法律で定められているので、保管場所についてはとても深刻な問題でした。
― 事務所移転をされてから本格的に電子マニフェストを運用されたそうですね。電子マニフェストに切り替えてからはいかがでしょうか
國尾様:
はい。そうですね。以前から電子マニフェストの準備をしていたのですが、移転後、本格的に運用を始めました。
露木様:
紙マニフェストの対応もしていますが、紙マニフェストと比べるとパソコン上で処理状況がすべてわかるので、すごく便利になりました。終了報告が届いていない業者についても、都度状況を確認することができるので、紙マニフェストの時のように返却がなくて、やきもきすることがなくなりました!
國尾様:
電子マニフェスト先生を導入することで、紙マニフェストがなくなり、全てのマニフェストをパソコンで簡単に管理できるようになりました。そのおかげで、保管スペースを取らず、返却管理も不要になり、業務が大幅に効率化されました。
産業廃棄物の知識が全くなくても正確に登録ができてうれしい

― 電子マニフェストの導入に不安はありましたか?
國尾様:
電子マニフェストを導入しようと思ったきっかけは、事業の拡大と取引先からの要望があったからです。
露木さんが入社してから、事務作業をお願いするのと同時に、マニフェストに関する業務をお願いすることにしました。廃棄物に関して全く知識がない露木さんがしっかりと管理できるかどうかが少し不安でしたね。
― 露木さんは全くの異業種からACTRISE様に転職されたのですよね。やはり、不安はありましたか?
露木様:
そうですね。実は、私はまだ入社して1年も経過していないのですよ。
解体業とは全く別の会社で仕事をしていたので、解体に対しても、もちろん廃棄物に関しても全く知識がありませんでした。そこで、マニフェストの管理・・・となると正直、相当ハードルが高いなと思っていました。
― そうですよね。露木さんはどうやってそれを乗り越えたのですか?
露木様:
代表のサポートもあったのですが、現場に出ていて不在の事も多く最初のうちは不安が大きかったです。
ただ、電マニ先生の操作も直感的にできますし、サポートも充実していて、操作方法に迷ったらすぐにサポートへ電話をして助けてもらいました。
ちょっとしたことでも不安になると電話をしていたので、慣れるまでは、私からの電話回数が相当多かったのではないでしょうか(笑)。とても親切に教えてくださるので本当に助かりました。
國尾様:
操作方法に関して分からないことがあれば、気軽に質問できるサポートがあり、安心して業務を任せることができました。
― 今は登録に不安な点等ありますか?
國尾様:
今では露木さんが一人で月200件以上のマニフェストの登録をしていますが、全く問題なく操作することができていますよ。本当に作業負担の軽減が実現しました。
システムが直感的で、少ない手順でマニフェストの発行が完了するため、従来の煩雑な作業が大幅に短縮されました。
法令順守の確保もできるようになりました

― 先日、返却期限に関するアラートが表示されたようですが、いかがでしたか?
露木様:
マニフェストがいつまでに返却されなければならないなんて、これだけの量を全て把握するのはすごく難しいです。
大体は問題ない期間で返却〔終了報告〕されているのでしょうけれど、以前は、結構感覚的に把握をしている程度でした。
それが、この前初めて終了報告期限間近のアラートが出現しました。
― 「重要」のアラート表示だったので驚かれたのではないでしょうか?
露木様:
はい。毎日システムを開いているのでアラートにはすぐに気が付いたのですが、あまり馴染みのない内容だったのでびっくりしました。
終了報告期限を過ぎてしまうと、排出事業者として措置報告書の発行が必要なんですよね。しかも、行政に提出しなければならないので、ヒヤヒヤしました。電マニ先生から事前にアラートが届いたので、業者さんにすぐ連絡をして確認ができたので、事なきを得ました。その時も、サポートに連絡をしてどのような対応が必要なのか確認ができたので安心して進めることができました。
― 電マニ先生を導入されて良かった点がございましたら教えてください。
國尾様:
産業廃棄物は排出事業者責任という重大な責任は廃棄物を出す側がやらなければならないことですよね。ただし、その責任について全てわかっているかと聞かれると、自信を持って答えることはなかなかできないのが現状ですよね。
今回のアラート表示があったように電子マニフェスト先生は、登録するだけで、産業廃棄物処理に関する法律を守れるのでとても助かっています。弊社は大手建設会社ともお取引があるので、これにより、万が一の監査や法的チェックにも対応でき、企業としてのより一層の信頼性を高めることができました。
解体業者にはぜひ使ってほしい

― 解体業は短期間で多くのマニフェストが必要になりますよね。
國尾様:
そうですね。本当に多くのマニフェストが必要になります。ただ、現場の場所によってお付き合いする業者が決まるので、登録項目もパターンかできてくるのです。
露木様:
パターンがわかると、電マニ先生では複写機能を活用できるのでその機能はとても重宝していますよ。月200件の紙マニフェストを保管していた時と考えると、本当にラクになりました。
― 複写機能はぜひ解体業様に使っていただきたいですね。
露木様:
そうですね。発行枚数が多くなればなるほど使えるのではないかと思いますね。
― お役に立ててとても嬉しく思います。それでは最後に一言お願いします。
露木様:
産業廃棄物の知識がゼロからでも問題なく進めることができました。今では、廃棄物関係の法律も大分理解することができました。何か教科書を開いて勉強するのではなく、登録を進めながら学べた感じがします。初心者の方でも抵抗なく使いこなすことができるのではないかと思います。
國尾様:
法令遵守ができることも弊社の強みになっています。信頼をモットーにしている弊社にはとてもありがたいです。
同業者はまだ紙マニフェストを使用されているところが多いと思いますが、圧倒的に事務作業が効率化できるのは驚きでした。
これからも、法律を遵守しながらお客様に寄り添った事業を推進していきたいと思っています。
産業廃棄物の難しい法律を遵守できていますか?

産業廃棄物の登録・管理・集計ができ、法から企業を守れるシステム“電マニ先生”
産廃業者のノウハウを詰め込み、とっても「使いやすい」「かんたん」を実現しました!
紙マニフェストと併用したい方、電子マニフェストをもっと使いやすく管理したい方。
どちらも対応できるようになっています。
なんといっても「排出事業者専用」ですので、廃棄物処理業者が電マニ先生を導入しなくて大丈夫なので負担なく始められます!
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