
三井倉庫グループとして、家電をはじめとする幅広い業界において、製造企画から調達、生産、販売、アフターセールス、マーチャンダイジングまでサプライチェーン全体を支えるソリューションを提供している三井倉庫ロジスティクス株式会社様。製造・配送・販売の一連の流れを連携したロジスティクスプラットフォームにより、物流や在庫、業務の効率的なシェアリングを実現。さらに、テクニカルロジスティクスプラットフォームを通じて、大型家電の配送・設置・工事サービスにおける最適なキャパシティマッチングを可能にされています。
本日は、三井倉庫ロジスティクス 法務総務部に在籍されている 尾﨑様と、広島事業所ご担当の檜垣様にお話をうかがいました。
【企業概要】
三井倉庫ロジスティクス株式会社
事業内容:サプライチェーンソリューション事業(3PL/4PL/LLP)、テクニカルロジスティクス事業(配送・設置・工事など)、家電量販物流事業、国内外一貫物流事業、コーヒーシステムズ事業、商品の輸出入及び販売事業
排出事業場数:24事業場(2025年8月現在)
管理責任者:1名 事業場管理者:1名 マニフェスト登録担当者:35名
・廃棄物処理については、事業所ごとに紙マニフェストを発行し、Excelで運用・管理していた。
・ESGデータ提供や行政報告の際、管理部門が都度事業所に依頼をかける必要があり、双方に手間と時間が発生していた。
・マニフェストの返却期限管理やExcelへの転記作業の効率化も課題となっていた。
・課題解消のため、JWNET単体での電子マニフェスト導入を計画したが、JWNET単体では許可証の期限確認・ 契約書内容の照合ができなかった。
・JWNETだけでは自社のセキュリティポリシー上、導入が困難だった。
・「電子マニフェスト先生」を導入し、マニフェスト伝票の登録等を電子化にする。
・登録データを一元化することで集計の手間など業務効率化を図る。
・2段階認証を導入することで自社のセキュリティポリシーをクリアする。
・契約書・許可証をもとに事業場・業者の組み合わせが事前登録されているので、事業所側でその都度書類を確認したり、登録内容を照合する必要がなくなり、日常業務の効率化につながった。
・各業者ごとのリサイクル率もデータ登録時に併せて確認・入力されるため、後から個別に調べることなく、会社全体のリサイクル状況がすぐに把握できるようになった。
・2段階認証の導入により、懸念されていた外部アクセス設計について問題なくクリアし、安心してシステムを導入することができた。
・システムの画面構成がシンプルで直感的だったため、事業所から操作方法についての問い合わせもなく、現場でもスムーズな運用が実現している。
廃棄物マニフェストを紙で管理するわずらわしさから脱却したい

― 今回「電子マニフェスト先生」を導入されたきっかけは何ですか?
尾﨑様:
JWNETに公開されている情報をもとにASP事業者リストを探して連絡をしたのがきっかけです。
― JWNETには弊社のようなASP事業者の一覧が掲載されていますよね。「電子マニフェスト先生」を導入する前に、JWNETだけでは解決できない廃棄物管理の課題点が明確だったのでしょうか。
尾﨑様:
まずは、自社のセキュリティポリシーについてです。JWNETは現場からもマニフェストを登録できるシステムですが、どこからでも繋ぐことができてしまうという点で情報セキュリティ上リスクがあると導入検討時に情報システム担当から難色を示されていました。
檜垣様:
私が所属している事業場では、紙マニフェストを発行していました。今までの運用は、紙マニフェストを発行し、マニフェスト番号ごとに数量や返却管理もExcelで行っていました。発行枚数も多く、行政報告も手間でしたね…。
尾﨑様:
すべて紙ベース、エクセルベースの管理でしたので、本社からお願いしているSDGsの報告書(廃棄物の数量の把握など)も現場の方は大変だったと思いますよ。それらを取りまとめる本社側も大変でした。
― そうですね。紙の管理ならではの手間ですよね・・・。紙ならではの煩わしさや管理のしにくさが浮き彫りになっていたのですね。
紙から電子への切り替えもスムーズ

インタビューにお答えいただいた経営管理本部 尾﨑 様(左)、リモートでご参加いただいた 檜垣 様(右)
― 紙マニフェストから「電子マニフェスト先生」に切り替えられる際は、お手間がかかりましたか?
尾﨑様:
取引のある業者さんの数は、他の企業と比べてもかなり多い方だと思います。ただし、業者確認シートがあったので依頼しやすく、とてもラクでした。
― 檜垣さんは直接、業者に確認を依頼していたのですよね。大変なことなどありましたか?
檜垣様:
すでに電子化されている業者さんについては、非常にスムーズに依頼ができました。確認に必要な情報も、業者確認シートは記載するべき事項が明確だったので、業者さんも、記載内容をすぐに理解してくださいました。対応も早かったです。
尾﨑様:
特に現場に負担がなく、情報を確認することができたので、非常に良かったと思っています。
― 本社では何かご苦労されたことなどありますか?
尾﨑様:
確認シートを依頼すると同時に、委託契約書の確認も実施しましたが、契約書の内容の確認に意外と時間がかかった印象です。ただ、この機会に思い切ってすべての契約書の見直しができて良かったです。
― 契約書は自動更新になっているものも多く、なかなか見直しする機会がないですよね。かなり前に締結された契約書などは、内容も覚書で追加されている場合もあり、全体を把握するのも大変ですよね。コンプライアンス順守の観点からも見直しができて良かったですね。
尾﨑様:
はい、そうですね。現在は法務ですべての契約書のチェックを行っているので安心ですが、すべての契約内容の把握等も併せてできたのも良かったと思っています。
迷わず使える操作性に、担当者も納得

― 初めて電子マニフェスト先生をご利用になられた時の感想をお聞かせください。
檜垣様:
とても見やすくデザインされているな、というのが第一印象でした。非常に使いやすく操作も簡単でした。古いシステムによくある「何から取り掛かればよいのか分からない」ということは一切なかったです。マニュアルも見やすく、少し読み進めるだけですぐに操作できました。
尾﨑様:
マニュアル通りにすれば簡単に操作ができるので、本社への問い合わせなどもほとんどなかったですよ。
― マニュアルも評価をいただけて、とてもうれしいです!
檜垣様:
操作感としては、マニフェストの登録は、1分以内でできてしまう感覚です。直感で操作できますね!
予約登録機能で不在時でもスムーズな廃棄物の受け渡しが実現

― 現場でお使いになられて良かった点など実感されたことはありますか?
檜垣様:
私は、広島事業所のマニフェスト発行をすべて担当しています。毎週2回の回収があるので、予約登録機能を使いながら、引き渡し時のおおよその数量を記載して本登録をしています。
― 予約登録をご利用されているのですね。檜垣様がお休みの際の回収はどのようにされていますか?
檜垣様:
実は、ちょうど先週、1週間出張で会社を不在にしていたので、予約登録機能をフル活用して対応しました。予約登録をした後、受渡確認票を事前に出力し、代理担当者に対応をお願いしました。
― 出張の際でもしっかりと廃棄物の引き渡しやマニフェスト発行のご対応はできたのですね。
檜垣様:
そうですね!特に問題なく運用できましたよ!
見える化や通知機能で、業務がぐっとラクに

― 導入後の効果で今実感していることはありますか?
尾﨑様:
まずは、集計機能ですね。弊社はSDGsの取り組み報告で、廃棄物量の集計をしているため、「電子マニフェスト先生」に切り替えた事業場では集計作業が今後とてもラクになると思います。
― 数多くの拠点がある貴社にとっては、すべての事業場情報を集計できるのは、大きな利点ですね。
尾﨑様:
はい。そうですね。特に「電子マニフェスト先生」はリサイクル率の登録ができます。今まではおおむね把握する程度でしたが、しっかりとリサイクル量や、リサイクル率の集計できるようになり、見える化が進みました。今後、社外に公開している情報の精度も向上すると思いますし、今後、弊社がどのようにリサイクルを進めていくかという取り組みの方針も、より明確化できると考えています。「電子マニフェスト先生」でそのような指標を得られたことは、とても良かったです。
― 廃棄物処理を管理、運用されている尾﨑様の立場だと廃棄物量やリサイクル量の把握、見える化は大きなメリットですよね。
尾﨑様:
「収集運搬業者や処分業者の許可情報を更新したり管理することができるようになったので、これはかなり便利に使っています。
― 業者さんの許可は5年または7年で期限が切れますし、日付もバラバラだから管理は大変ですよね。
尾﨑様:
そうですね。「電子マニフェスト先生」のアラート機能で許可期限切れ予告や、期限切れのメールが届くので、安心して管理ができます。今は、私がメールを受け取ったら、担当の現場担当者に連絡をして最新の許可情報を入手するようにしています。
2段階認証で高度なセキュリティ要件に対応

― セキュリティについてはいかがでしょうか。
尾﨑様:
先にもお話はしましたが、他の電子マニフェストシステムでは自社のセキュリティポリシーの条件を満たすことができず、本当に悩んでいました。
― そこで、弊社の2段階認証が必要だったのですね。
尾﨑様:
はい。JWNET では自社のセキュリティポリシーを満たすことができなかったので、全社で電子マニフェスト化の実現が難しい状況でした。今回、「電子マニフェスト先生」により2段階認証が可能だったので、とても助かりました。
― 今後、セキュリティ面でもかなり厳しくなってくると思いますので、必要な機能ですよね。
次に引き継ぐ人も困らない、業務の再現性

檜垣様:
「電子マニフェスト先生」は登録内容やシステムの構成がしっかりしているので、誰が使っても同じように運用できる仕組みになっています。今後、引継ぎがとてもラクに、スムーズに進められそうです。これも、現場としてはとても助かります。
尾﨑様:
紙やエクセル管理の時と比べると、引継ぎなどは相当ラクになると思っています。こういった廃棄物の管理などはどうしても属人化しがちですが、だれでも同じクオリティで操作ができるというところが非常にありがたいですね。
― 操作性を評価いただけて光栄です。今後も安心してお使いいただけると嬉しいです。
安心感を持つことができました

― 最後に総括としていかがでしょうか。
檜垣様:
マニフェストを紙から電子に変えても業務フローは、それほど変わらないといった印象です。特に、現場での抵抗感もありませんでした。また、今後、行政報告が不要となり、集計の修正も不要なので、とてもラクになると思っています。集計面では現場の負担も相当減らせるのかなと思います。
― 現場の方の抵抗感が少なくて良かったです。管理されている側ではいかがでしょうか。
尾﨑様:
これまでは、業者さんが記載した紙のマニフェストに、現場の引き取り担当者が名前を記入するという運用でした。本社としては「本当に現場で内容を正確に確認できているのか?」「業者任せで問題ないのか?」といった不安が常にありました。今回、「紙から電子」への移行自体は、現場の体感として大きな負荷はありませんでしたし、集計作業や引継ぎ対応、そしてコンプライアンス面での安心感は非常に大きな変化でした。自分たちで情報を登録し、その内容を把握できているという事実が、現場にも本社にも確かな「安心感」をもたらしてくれており、非常に満足しています。
― 本日は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。現場と本社の両方でご満足いただけていることを大変嬉しく思います。今後もより一層お役に立てるシステムを目指してまいります。
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