「技術と誠意で地域に貢献する」を企業理念として、1927年に創業された大貫工務店様。

茨城県内で、公共事業を中心に、土木工事、建築工事、住宅工事と幅広く事業を展開されていて、まもなく100周年を迎えられる地域に根差した企業です。これからさらに100年先を見据えて、地域に貢献するGeneral construction industryを目指していらっしゃいます。

本日は、大貫工務店 総務部に在籍されている萩野谷様にリモートでお話をおうかがいしました。実際のエピソードなどを盛り込みながらご紹介いたします。

【企業概要】
株式会社大貫工務店(リンク:TOP|大貫工務店

事業内容:教育文化施設、社会福祉施設、民生施設、行政施設、公営住宅、エネルギー施設、商業施設、工場施設、住居施設、宗教施設、その他建築一式工事、道路、舗装、上下水道、橋梁、河川、海岸、港湾、農業土木、造成、その他土木一式工事
および各号に付帯する一切の業務の建設工事

排出事業場数:10事業場(2025年10月現在)
管理責任者:2名 事業場管理者:0名 マニフェスト登録担当者:8名


導入前の課題

大貫工務店様では、長年「紙マニフェスト伝票」で廃棄物管理を行っていました。
現場と本社が離れていることもあり、紙運用における発行・保管・返送の負担が大きく、効率化が課題となっていました。

・7枚つづりの紙伝票を総務部で発行する負担が大きい。
・収集運搬業者・処分業者から返送される伝票の管理が煩雑。
・紙伝票の紛失リスク
・行政への毎年の報告書作成の負担 など

今回のインタビューでは、まずはじめに、紙マニフェストならではのエピソードをお伺いしました。

◆紙マニフェストならではのエピソード

萩野谷様
事務担当で発行していましたが、現場側の保管や管理の手間も大きかったですね。仮設の現場事務所だとスペースも限られるので、紛失のリスクもありました。

萩野谷様
はい。あるときプリンターが故障してしまって、40枚のマニフェストを手書きで発行したことがありました。複写式なので筆圧が必要で、手が痛くなるほどでした。もうこの思いはしたくないと思いましたね。

導入きっかけと選定理由

DX推進の流れの中で、マニフェスト業務の電子化を検討。
JWNET単独での運用も考えられていましたが、幅広い年齢層の社員が無理なく使える操作性を重視し、複数社を比較検討した結果「電子マニフェスト先生」を導入。

■選定の決め手
・操作が直感的で年配社員でもすぐ使える
・JWNETと完全連動しながらも、わかりやすい画面設計
・導入コストが手ごろで始めやすい
・排出事業者責任を自社で果たせる運用設計


次に、「電子マニフェスト先生」を導入いただいた理由についてお話をお伺いしました。

◆「電子マニフェスト先生」を導入した決め手について

インタビューにお答えいただいた大貫工務店 萩野谷様

萩野谷様
マニフェストの発行は排出事業者の責任という考えがあるので、代行ではなく自分たちで運用できることが前提でした。
そのため、若手からベテラン社員まで無理なくマニフェストが発行できることが一番重要なポイントでした。
実は、当初JWNETで直接登録をすることも考えていたのですが、ちょっと、操作が難しいのでかなりハードルが高いかな…という判断になりました。

萩野谷様
まずは、排出事業者責任をしっかり果たせる点ですね。
また、JWNETと連携できるものが多い中でも、「電子マニフェスト先生」は画面がわかりやすく、マニュアルもシンプルで、現場でもすぐに使えると思いました。価格も手ごろで始めやすかったのも良かったです。

導入後の効果

導入後は、本社・現場ともに業務効率が大幅に改善。
発行作業の削減や行政報告書作成が不要など、電子化による効果が実感されています。

■業務効率が改善
・総務部のマニフェスト発行業務が大幅に削減
・行政報告の作成が不要になった
・現場で直接マニフェスト登録が可能になり、作業がスピーディーに
・サポート体制がしっかりしているので退職者がいた場合も引継ぎなど業務に安心感がある

■現場でも安心して使える
・若手からベテランまで、全世代がスムーズに操作
・マニュアルがわかりやすく、初めてでも迷わない

■コンプライアンスの向上
・許可期限切れアラート機能で、収集運搬業者・処分業者の許可証更新漏れの防止
・契約に基づく法令に順守した正確なマニフェスト登録が可能になった


続いて、導入後の効果を中心に、実際の運用方法についてお伺いしました

◆電子マニフェスト先生導入後のマニフェスト運用方法について

萩野谷様
総務部では、行政報告も不要になったこと、電子マニフェストの発行もしなくてよいので、業務効率化を図れました。
現場でも直接マニフェストの登録できるようになり、スピード感が全然違います。

萩野谷様
現在は、契約情報を本社で登録し、現場でマニフェストを発行する運用をしています。
マニフェストの登録内容は、本社でも確認できるので終了報告漏れなどの管理もできて、安心です。

萩野谷様
はい!若手社員だけでなく年配の作業員も違和感なく使えています。マニュアルがわかりやすいし、サポートも丁寧なので、迷ったときもすぐに解決できるのがいいですね。

今後の展望

現在は全現場の約半数で電子マニフェスト化が完了。今後は、すべての現場での電子化を目指し、より効率化な運用を進めていく予定。
「電子マニフェスト先生」なら、排出事業者としての責任を果たしながら、だれでも安心して使える環境を整えられます。


今後はどのように電子化を進められていくかをお伺いしました。

◆今後は全事業場で導入を目指していきます。

萩野谷様
現場担当者から、「うちの現場も電子化したい」という声も多く上がっています。また、今は、私が中心で情報登録作業をしていますが、今後、全事業場対応に向けて、担当者も数名増やしていく予定です。

萩野谷様
そうですね。相手先の業者さんが電子化していない等の理由で進められていないケースもあるので、収集運搬業者さんや処分業者さんにも、ぜひ電子マニフェスト化に取り組んでいただけたら嬉しいです。

萩野谷様
それは心強いです。もし電子化にお困りの業者さんがいたら、ぜひ相談させてください。

最後に

萩野谷様
改めて振り返ってみると、電子マニフェスト化は本当に便利だと実感しています。

本社と現場が離れている弊社のような建設業者にとって、システムを導入することで、電子マニフェスト化と、電子マニフェスト先生のように廃棄物の情報を一元管理できることは大きな業務改善につながると思います。

萩野谷様
はい。また、マニュアルも丁寧で、サポートも手厚いので安心して使い続けられます。

建設業界は年末から年度末にかけて繁忙期に入るので、その時期に、事務担当や現場担当者がよりスムーズに運用できるような環境を整えていきたいです。

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